今、ファミリーカーとして大人気なのが、トヨタの「シエンタ」とホンダの「フリード」。どちらも街中でもよく見かける定番モデルですよね。2024〜2025年にかけて新型モデルが登場したことで、今まさに買い替えや購入を検討している人も多いはず。
この記事では、そんなシエンタとフリードを「価格」「燃費」「広さ」「安全性能」などのポイントでわかりやすく比較。さらにおすすめグレードまで紹介しますので、失敗しないファミリーカー選びの参考にしてください!
シエンタとフリードのそれぞれのコンセプトの違い
まず最初に知っておきたいのは、それぞれの車の「コンセプトの違い」。
- シエンタ(トヨタ)は、丸みのあるデザインと低床設計が特徴。小さなお子さんや高齢者の乗り降りのしやすさを重視していて、街中での取り回しも抜群です。
- フリード(ホンダ)は、スッキリとした直線的なデザインで、より“空間の使い方”にこだわった設計。車内のレイアウト変更もしやすく、大家族や長距離移動にも強い印象です。
【価格比較】新車・中古車どちらがお得?
新車価格
(2025年時点の目安)
- シエンタ:ガソリン車で約200万円〜、ハイブリッドは約240万円〜
- フリード:ガソリン車で約220万円〜、ハイブリッドは約260万円〜
シエンタの方が少し手が届きやすい印象ですね。
中古車価格
(2023〜2024年式・走行距離2万km以下)
- シエンタ:約190万円〜230万円
- フリード:約210万円〜250万円
シエンタの方が少し手が届きやすい印象で、中古市場でもややシエンタがリーズナブル。お財布に優しいのはシエンタの方に軍配が上がりそうです。
燃費の違い
- シエンタ(ハイブリッド):約28.8km/L(WLTCモード)
- フリード(ハイブリッド):約27.2km/L(WLTCモード)
数字だけ見るとシエンタが一歩リード。ただ、差はそこまで大きくないので、走り方や使用頻度次第で変わってきます。
ユーザーから寄せられる実燃費
室内の広さや乗車人数
- シエンタ:最大7人乗り対応。2列目がスライド式で、荷物や子どもの成長に合わせて調整可能。
- フリード:6〜7人乗りに対応。3列目が跳ね上げ収納できるので、大きな荷物も余裕で積めます。
車内の広さや荷物の積みやすさでは、フリードの使い勝手に軍配が上がるかもしれません。
安全性能
- シエンタ:トヨタの先進安全技術「Toyota Safety Sense」を搭載。歩行者検知・衝突回避支援などフル装備。
- フリード:ホンダの「Honda SENSING」を搭載。誤発進抑制や車線維持支援など安心感たっぷり。
両車とも安全面は非常に高レベルで、ファミリーカーとして申し分なしです。どちらか迷ってらっしゃるかもしれませんが、ここは本当にどちらも大した差はありません。他のところを重要視した方が良いと感じます。
故障リスク
どちらも国内大手メーカー製なので、基本的には故障リスクは低いです。
ただし、メンテナンスコストや部品共有の面、或いは10年くらい長く乗る事を想定しているのであれば圧倒的にトヨタが良いといえるでしょう。
おすすめのグレード
- シエンタ:ハイブリッド Z
→ 燃費・装備・快適性のバランスが良く、子育て世代に人気。 - フリード:ハイブリッド G ホンダセンシング
→ 高い安全性と広々空間が魅力。家族4〜5人なら最適な選択肢。
まとめ
- 価格・燃費・維持費重視なら「シエンタ」
- 室内の広さ・多用途性重視なら「フリード」
どちらもファミリーカーとして非常に優秀なモデルなので、あとはライフスタイルや予算に合わせて選ぶのが◎。購入前には実際に試乗して、乗り心地や使い勝手を体感されることをおすすめいたします。
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