2025年 N-BOXカスタムの中古価格トレンド
ホンダの大人気軽自動車「N-BOXカスタム」は、中古市場でも安定した人気を誇っています。2025年に入り、価格トレンドに変化が見られましたので、今回はN-BOXの購入を検討しているが、新車は高いので中古で探しているアナタに、N-BOXを選ぶ際のポイントも踏まえ解説いたします。
中古市場の価格相場
まず最初に傾向として2024年と2025年にどの程度の価格変動があったのかをみていきましょう。
グレード | 年式・走行距離 | 中古車価格帯 |
---|---|---|
N-BOX L(JF1.2) | 2020年12月~2023年9月・1~4万km | 約130万~150万円 |
N-BOX カスタム L(JF1.2) | 同上 | 約140万~170万円 |
N-BOX L(JF3.4) | 2017年8月~2020年11月・1~4万km | 約100万~130万円 |
N-BOX カスタム L(JF3.4) | 同上 | 約130万~150万円 |
現在の相場としては上記のようになりますが、全体の傾向としては下記のようになります。
2024年:平均約160万円(2020年式・3万km)
2025年:平均約145万円(同条件)
このように、価格が少しずつ下がり始めており、全体として“今が底値に近い”ともいえる状況です。
人気グレードと相場の目安
1. N-BOX カスタム L
- 特徴: スタイリッシュな外観と充実した装備が魅力。
- 人気の理由: 流通台数が多く、価格と装備のバランスが良いため、中古車市場でも高い人気を誇ります。
- リセールバリュー: 3年落ちで約72.6%、5年落ちで約64.1%と高水準。
2. N-BOX L
- 特徴: ベーシックながら必要な装備が揃っており、コストパフォーマンスに優れています。
- 人気の理由: 価格を抑えつつも快適性を求めるユーザーに支持されています。
3. N-BOX カスタム L ターボ
- 特徴: ターボエンジン搭載で走行性能が向上。
- 人気の理由: 高速道路の利用が多い方や、力強い走りを求めるユーザーに適しています。
今が「買い時」といえる3つの理由
1. 新型(フルモデルチェンジ)の影響で前モデルの中古流通が増加中
- 2023年にN-BOXはフルモデルチェンジされました。
- その結果、旧型(2代目:2017~2023年)の下取りが進み、中古市場に玉数が増加。
- 在庫が増えると競争が生まれ、価格が安定 or 下がりやすくなる傾向があります。
2. リセールバリューが高く、資産価値も安定
- N-BOXは軽自動車の中でもトップクラスのリセールバリュー。
- 「買って数年乗っても高く売れる」ため、実質のコストパフォーマンスが良好です。
3. 車検のタイミングでの放出も多い(3年落ち・5年落ち)
- 初度登録から3年、5年で手放す人が多く、程度の良い車両が今まさに多く出てきている時期です。
- 特に「1オーナー・走行距離少なめ・禁煙車」など、高条件の車両を見つけやすいタイミングです。
今後のモデルチェンジ予測
- 次期モデル(第4世代)の登場時期:市場では2027年頃が予想されています。
- 電動化の可能性:現行モデルではEVやハイブリッドの設定はありませんが、次期モデルではホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」の搭載が期待されています 。
購入タイミングのポイント
- 現行モデルの安定性:最新の第3世代モデルが発売されたばかりであり、技術的にも成熟しています。
- 次期モデルまでの期間:次のフルモデルチェンジまで数年あるため、現行モデルを長期間安心して使用できます。
- 中古車市場の状況:現在、中古車市場には高年式・低走行の車両が多く出回っており、選択肢が豊富です。
まとめ
中古価格の動向(2024年→2025年)
- 平均価格の推移:
- 2024年: 約160万円(2020年式・3万km)
- 2025年: 約145万円(同条件)
- ➡ 価格はやや下降傾向。中古市場全体として「今が底値に近い」という見方が可能。
人気グレードとその特徴
1. N-BOX カスタム L
- スタイリッシュで装備充実。
- 中古流通も多く、バランスの良い選択肢。
- リセールバリュー高: 3年落ちで約72.6%、5年落ちで約64.1%。
2. N-BOX L
- シンプルでコスパ良し。
- 価格を抑えつつも快適性を重視したい方におすすめ。
3. N-BOX カスタム L ターボ
- ターボ搭載で走行性能が高い。
- 高速道路利用や力強い走りを求める人に人気。
2025年「今が買い時」といえる3つの理由
- 旧モデルの流通量増加
- 2023年のフルモデルチェンジに伴い、旧型の中古が豊富に出回っている。
- 高いリセールバリュー
- 将来売却時にも高値が期待でき、実質のコストが抑えられる。
- 車検タイミングでの放出多数
- 3年・5年落ちの良質な車両が多く市場に出ており、選びやすい状況。
今後のモデルチェンジと購入タイミングのポイント
- 次期フルモデルチェンジ予測: 2027年頃。
- 電動化の可能性: 「e:HEV」ハイブリッド搭載が期待される。
- 現行(第3世代)は発売直後で安定感あり。
- 数年間は安心して乗れるモデル。
- 今は高年式・低走行の良質車が多く選べる時期。
結論
価格が下がってきており、リセールも良好、選べる在庫も多い2025年春は、まさに買い時だといえるでしょう。これを機に、検討されている方は中古車店などに見に行かれる事を、是非おすすめいたします。
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