レクサスGXの魅力とリセール情報を徹底解説

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  1. レクサスGXの魅力を徹底解剖
    1. レクサスGXの歴史と初代からの進化
    2. 最新モデルの外観デザインとその特徴
    3. レクサスならではのブランド価値と魅力
      1. 1. レクサスの哲学「CRAFTED」
      2. 2. レクサス独自のラグジュアリーと快適性
      3. 3. LEXUSの「スピンドルボディ」デザイン
      4. 4. オフロードとオンロードの融合
      5. 5. 「おもてなし」精神の体現
  2. レクサスGX最新モデルの概要
    1. 3代目レクサスGXに採用されたプラットフォーム
      1. 1. TNGA-Fプラットフォームの採用
      2. 2. TNGA-Fの特徴
      3. 3. ランドクルーザー250との違い
    2. 最新のボディ剛性向上への取り組み
      1. 1. TNGA-Fプラットフォームによる高剛性化
      2. 2. オフロード性能の強化
      3. 3. オンロードでの快適性向上
  3. レクサスGXの走行性能とエンジン
    1. パワフルなツインターボエンジンの搭載
    2. 新採用のAWDシステムによる走破性
    3. 悪路から高速道路まで快適な走行性能
      1. 先進のオフロード走行支援システム
      2. アプローチアングル・デパーチャーアングルの最適化
  4. レクサスGXの内装と装備
    1. 豪華なインテリアデザインとシート構造
  5. レクサスGXの価格と購入のポイント
    1. 新車の販売価格
    2. グレード毎の違い
    3. カスタム情報
      1. モデリスタ
      2. JAOS
    4. 中古車市場の動向とリセール状況
  6. レクサスGXの競合モデルとの比較
    1. レクサスGXとベンツの比較ポイント
    2. レクサスGXとBMWの比較表
    3. レクサスGX・LX・RXの比較表
    4. 比較まとめ
    5. どのモデルが最適か?
  7. まとめ

レクサスGXの魅力を徹底解剖

レクサスGXの歴史と初代からの進化

レクサスGXは、トヨタ自動車が展開する高級車ブランド「レクサス」の大型SUVで、2002年に初代モデルが登場しました。

初代「GX470」(2002年-2009年)
2002年11月、レクサスのフラッグシップSUV「LX」とクロスオーバーSUV「RX」の中間に位置するモデルとして、初代GXが登場しました。 このモデルは、トヨタ「ランドクルーザー120」(日本では3代目ランドクルーザープラド)をベースに開発され、ラダーフレームとリジッドリアアクスルを採用し、高いオフロード性能を備えていました。 エンジンは4.7L V型8気筒DOHCエンジン(2UZ-FE型)を搭載し、内装には本革や本木目パネルを使用した上質な仕上がりとなっていました。

引用:レクサス・GX – Wikipedia

2代目「GX460」(2009年-2023年)
2009年11月、広州国際モーターショーにて2代目モデル「GX460」が発表されました。 このモデルは、トヨタ「ランドクルーザー150」(4代目ランドクルーザープラド)をベースに、エクステリアやインテリアにレクサス独自のデザインを採用。 エンジンは4.6L V型8気筒(1UR-FE型)に変更され、トランスミッションも6速ATとなりました。

引用:レクサス・GX – Wikipedia

3代目(2023年末-)
2023年6月、レクサスは新型「GX」を世界初公開しました。 このモデルは、オンロードからオフロードまであらゆる道を走破し、新たな体験を提供する本格オフローダーとして開発され、トヨタ「ランドクルーザー250」の姉妹車として位置づけられております。
一時限定100台で受注をしておりましたが、残念ながら現在は受注を停止している状況です。

最新モデルの外観デザインとその特徴

スクエアで力強いプロポーション

  • 直線的で四角いシルエットが際立ち、従来モデルよりもオフロードSUVらしい堅牢な印象を強調。
  • 高いボンネットフードや張り出したフェンダーが、タフなオフロード性能を象徴。

スピンドルボディの進化

  • 従来のスピンドルグリルをより一体化し、フロント全体の造形としてデザイン。
  • 立体的なフードとシャープなヘッドライトがフロントフェイスの存在感を強調。

横一文字のLEDリアコンビネーションランプ

  • 最近のレクサス車に共通する、横一文字のテールランプを採用。
  • 「LEXUS」のロゴを中央に配置し、ブランドのアイデンティティを強調。

大径タイヤと高い最低地上高

  • 18インチから22インチまでの大径ホイールを設定。
  • オフロード性能を意識した高い最低地上高により、悪路走破性を向上。
引用:LEXUS ‐ GX

レクサスならではのブランド価値と魅力

1. レクサスの哲学「CRAFTED」

レクサスは「CRAFTED(職人技)」を大切にしており、新型GXにもその哲学が反映されています。

  • 精緻なディテール:インテリアの本木目や本革ステッチなど、細部にこだわった職人技が光る仕上げ。
  • 静粛性の追求:高級SUVとして、オフロード性能を持ちながらもレクサスらしい静粛性を確保。

2. レクサス独自のラグジュアリーと快適性

  • 「Lexus Interface」搭載:最新のインフォテインメントシステムで直感的な操作性を実現。
  • 「Mark Levinson」プレミアムサウンド:オプションで高級オーディオを設定し、移動空間を特別なものに。
  • レクサスならではのシート快適性:オフロード走行時も体をしっかり支えるシート設計で、長時間運転でも疲れにくい。

3. LEXUSの「スピンドルボディ」デザイン

  • レクサスの新デザインアイデンティティを採用し、スピンドルグリルから「スピンドルボディ」へ進化。
  • フロントフェイスに統一感を持たせながら、力強さと洗練を両立。

4. オフロードとオンロードの融合

  • 「E-KDSS」搭載(一部グレード):電子制御でスタビライザーを調整し、オフロード性能とオンロードの快適性を両立。
  • 4WD専用設計:ラダーフレーム構造とともに、悪路でも確実な走行性能を発揮。

5. 「おもてなし」精神の体現

  1. ドライバーを気遣うインテリア設計:すべての操作系を最適な位置に配置し、ストレスのない運転環境を提供。
  2. 後席の快適性:2列目、3列目シートにも快適な空間と先進技術を導入し、同乗者も満足できる移動体験を実現。

新型GXは、オフロード性能を追求しながらも、「レクサスならではの上質な体験」を提供するモデルに仕上がっています。

レクサスGX最新モデルの概要

3代目レクサスGXに採用されたプラットフォーム

1. TNGA-Fプラットフォームの採用

引用:LEXUS ‐ GX

新型レクサスGXは、トヨタの最新プラットフォーム「TNGA-F(Toyota New Global Architecture-F)」を採用しています。このプラットフォームは、同じくフレーム構造を持つランドクルーザー300・250シリーズレクサスLXと共通しています。

2. TNGA-Fの特徴

① ラダーフレーム構造の進化

  • 高剛性・軽量化
    • 高張力鋼板を多用し、従来よりも軽量ながら剛性を大幅に向上。
    • オフロード走行時のねじれ剛性が向上し、悪路での安定性を強化。
  • 乗り心地の向上
    • フレームの剛性が増すことで、振動を抑え、舗装路での快適性が向上。
    • サスペンションのチューニングがしやすくなり、しなやかな乗り心地を実現。

② 最新のサスペンションシステム

引用:LEXUS ‐ GX
  • フロント:ダブルウィッシュボーン式
    • 高速走行時の安定性とステアリングレスポンスを向上。
  • リア:マルチリンク式リジッドアクスル
    • 高い耐久性を持ち、オフロードでの接地性を確保。
    • ホイールストロークが大きく、悪路での走破性を向上。

③ 4WDシステムと駆動性能

引用:LEXUS ‐ GX
  • フルタイム4WDを採用し、前後のトルク配分を最適化。
  • 電子制御ロッキングディファレンシャルを搭載し、悪路でのトラクション性能を向上。
  • 「E-KDSS(電子制御キネティック・ダイナミック・サスペンションシステム)」搭載グレードもあり、オフロードとオンロードの両方で安定した走りを実現。

3. ランドクルーザー250との違い

新型GXはランドクルーザー250とプラットフォームを共有していますが、以下の点で異なります。

  • ラグジュアリー性の向上
    • 内装の仕上げや静粛性を向上させ、高級SUVとしての快適性を強化。
  • スピンドルボディのデザイン
    • フロントグリルやボディ形状にレクサス独自のデザインを採用。
  • 先進装備の充実
    • レクサスの最新インフォテインメントシステムや、専用のドライブモードを搭載。

最新のボディ剛性向上への取り組み

1. TNGA-Fプラットフォームによる高剛性化

新型レクサスGXは、トヨタの最新ラダーフレーム構造「TNGA-Fプラットフォーム」を採用しており、先代モデル(2代目GX460)と比べて大幅にボディ剛性が向上しています。

  • 高剛性フレームの採用
    • 高張力鋼板を使用し、ねじれ剛性を強化。
    • フレーム接合部の構造最適化により、ボディ全体の剛性を向上。
  • 溶接技術の進化
    • レーザースクリューウェルディング(LSW)や構造用接着剤の使用により、ボディの一体感を向上。

2. オフロード性能の強化

  • フレームのねじれ剛性向上により、悪路走行時の安定性が向上。
  • ホイールアーティキュレーションの確保(タイヤの接地性向上)で、悪路でのトラクション性能が強化。
  • E-KDSS(電子制御キネティック・ダイナミック・サスペンションシステム)搭載グレードでは、前後スタビライザーを電子制御し、オフロードとオンロードでの安定性を両立。

3. オンロードでの快適性向上

  • 高剛性フレームにより、振動や騒音(NVH)の低減を実現。
  • サスペンションの最適化により、乗り心地の向上とハンドリングの向上を両立。
  • 静粛性の強化として、ドアやフレーム周りのシーリング材の強化、吸音材の最適配置を実施。

レクサスGXの走行性能とエンジン

パワフルなツインターボエンジンの搭載

GXに搭載されるV35A-FTSというエンジンです。
V35A-FTSエンジンは、ダイナミックフォースエンジンシリーズの一環として開発されたV型6気筒3.5リットルツインターボエンジンです。2017年7月に発売されたレクサス・LSに初めて搭載されました。

引用:LEXUS ‐ GX

主要スペック:

  • 排気量: 3,444cc
  • ボア×ストローク: 85.5mm × 100.0mm
  • 圧縮比: 10.5
  • 最高出力: 422PS (310kW) / 6,000rpm
  • 最大トルク: 600Nm (61.2kgf·m) / 1,600 – 4,800rpm

技術的特徴: V35A-FTSは、従来のGRエンジンとは異なり、トヨタの新しいプラットフォームであるTNGA(Toyota New Global Architecture)に基づいてゼロから設計されました。このエンジンは、高速燃焼技術と高効率ターボチャージャーの採用により、出力と燃費の両立を実現できています。さらに、電動サーモスタットによる冷却系の多機能制御や、電動ウェイストゲートの採用によるポンピングロスの低減など、周辺機器の精密な制御により、41%の熱効率を達成しています。

モータースポーツへの展開: 2025年から、オレカ社がチューニングしたV35A-FTSエンジンが、日産・VK56に代わり、LMP3カテゴリーのワンメイクエンジンとして採用される予定です。

このように、V35A-FTSエンジンはトヨタの最新技術を結集し、高性能と高効率を追求したエンジンとして位置付けられています。

新採用のAWDシステムによる走破性

ミッションはアイシンからDirect Shift-10AT(10速オートマ)として専用設計されました。


主な特徴

加速性能の向上: クロスレシオ化による加速性能の向上で、SUV車両としての“走りの魅力”を追求しています。

信頼性と耐久性: ランドクルーザーが走行する世界中の過酷な環境下でも、高い信頼性と耐久性を確保しています。

燃費性能の向上: 構成部品の効率改善や軽量化技術を取り入れ、燃費向上に寄与しています。

悪路から高速道路まで快適な走行性能

アイシン製ダイレクトシフト10速ATの採用により、低速域でのトルク制御がスムーズになり、岩場や泥道でのトラクション性能が向上しています。
また、ミッションだけでなく、電子制御による走行性能の向上も図られております。

先進のオフロード走行支援システム

  • E-KDSS(電子制御キネティック・ダイナミック・サスペンションシステム)
    • 前後のスタビライザーを電子制御し、オフロードではホイールアーティキュレーション(サスペンションの可動範囲)を拡大。
    • 路面追従性を向上させ、車輪の浮きを抑制。
  • マルチテレインセレクト(MTS)
    • 泥、砂、岩場、雪道などの路面状況に応じて最適な駆動力配分とブレーキ制御を自動調整。
  • クロールコントロール
    • アクセルやブレーキ操作なしで一定速度を維持しながら、悪路をゆっくりと進むことが可能。
    • 岩場や急勾配の下り坂で安定した走行をサポート。
  • マルチテレインモニター
    • 車両の周囲をカメラで確認でき、死角の多いオフロード走行時に視認性を向上。

アプローチアングル・デパーチャーアングルの最適化

引用:LEXUS ‐ GX
  • アプローチアングル(前輪が障害物に接触するまでの角度)とデパーチャーアングル(後輪が障害物に接触するまでの角度)を最適化。
  • オフロード仕様のグレードでは、より優れた最低地上高を確保。

まとめ
新型レクサスGXは、ラダーフレームの強化、パワートレインの最適化、先進のオフロード支援システムによって、悪路走破性が大幅に向上しています。特にE-KDSSやマルチテレインセレクトなどの先進技術が、あらゆる地形での走行安定性を確保し、ランドクルーザーにも匹敵するオフロード性能を実現しています。

レクサスGXの内装と装備

豪華なインテリアデザインとシート構造

新型レクサスGXのインテリアは、快適性と機能性を高めるさまざまな装備が施されています。以下に主要な特徴をまとめます。

シートと快適装備:

  • L tex+ウルトラスエード®シート: 運転席と助手席にはシートヒーターとベンチレーション機能が備わり、後席にもシートヒーターが装備されています。
  • 運転席・助手席8Way調整式パワーシート: 2Way電動ランバーサポート、運転席クッション長可変機構、運転席ポジションメモリー機能が含まれ、最適な座り心地を提供します。
  • フロントリフレッシュシート: 長時間のドライブでも快適さを維持するための設計がされています。
  • 後席6:4分割可倒式シート: 荷物の大きさや形状に応じてシートアレンジが可能です。
  • リヤエアコン: 左右ルーフレジスターを備え、後席の乗員にも快適な空調を提供します。

エンターテインメントとテクノロジー:

  • “マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム: 高品質な音響体験を提供し、車内での音楽鑑賞をより豊かにします。
  • 14インチタッチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus: 最新のナビゲーション機能やオーディオ操作が直感的に行えます。
  • おくだけ充電®(センターコンソールトレイ): 対応デバイスを置くだけで充電が可能なワイヤレス充電機能を備えています。

その他の機能装備:

  • クールボックス(フロントセンターコンソール): 飲み物などを冷やして保管できるスペースを提供します。
  • ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付): 手を使わずにバックドアの開閉が可能で、荷物の積み下ろしがスムーズに行えます。
  • ムーンルーフ(チルト&スライド式): 車内に自然光を取り入れ、開放感を演出します。

これらの装備により、新型レクサスGXは、ドライバーと乗員にとって快適で便利な車内空間をご提供できます。

レクサスGXの価格と購入のポイント

新車の販売価格

GXは現在受注を停止しておりますが、限定販売された頃にはモノグレード展開になっており、GX550“OVERTRAIL+”一択となっていました。
車両本体価格は12,350,000円です。

2025/4/9更新
GX550 “versionL”が追加され、車両本体価格は1270万円となっております。

グレード毎の違い

引用:https://lexus.jp/models/gx/features/price_package/
引用:https://lexus.jp/models/gx/features/price_package/
引用:https://lexus.jp/models/gx/features/price_package/

カスタム情報

モデリスタ

GX550にはモデリスタの設定もあります。

引用:https://www.modellista.co.jp/product/gx/

細かなオプションは以下の通りです。

引用:https://www.modellista.co.jp/product/gx/

人気のオプションはやはりフロントスポイラー、リヤスカート、リヤスポイラーの3点セットです。工賃も含めおおよそ、60万円前後になるかと思います。

JAOS

引用:https://www.modellista.co.jp/product/gx/

アフターメーカーのJAOSはモデリスタとは違った路線でカスタムパーツを展開しております。

装着パーツ:JAOS フロントバンパーガード (参考)
       JAOS スキッドプレート type-R (参考)
       JAOS フェンダーガーニッシュ type-X (参考) 
       JAOS サイドステップ ブラック (参考) 
       JAOS フラットラック ルーフレール (参考)
       JAOS ドアハンドルプロテクター (参考) 
       JAOS マッドガードⅢ (参考)
       BATTLEZ リフトアップセット VFCA (参考)
       JAOS TRIBE CROSS 18×8.5 マットガンメタリック (発売中) 
       TOYO TIRES OPENCOUNTRY A/TⅢ LT275/70R18 (国内未発売)

中古車市場の動向とリセール状況

車両自体タマ数が少ないこともあり、2025年3月現在で、インターネットでは3台しか登録されておりません。ただし、そのどれも車両本体価格が1500万円を超えており、プレミア価格になっている事がわかります。

GXは限定販売、抽選方式をとっており、欲しくても手に入らない人が続出しております。抽選とは言っても名ばかりで、販売店がきちんと抽選方式をとっているのかは確かめようがなく、嘘か誠か常連客に回しているとの良からぬ話をよく聞きます。が、真相はわかりません。

レクサスGXの競合モデルとの比較

レクサスGXとベンツの比較ポイント

比較項目レクサスGXメルセデス・ベンツ GLEメルセデス・ベンツ
Gクラス
ボディ構造ボディオンフレームモノコックボディオンフレーム
全長(mm)約4950約4930約4870
全幅(mm)約1980約1950約1930
全高(mm)約1920約1770約1970
駆動方式フルタイム4WD4MATIC(4WD)4WD(3デフロック)
オフロード性能高い中程度(SUV向け)非常に高い

GXは悪路走破性に優れたボディオンフレーム構造を採用しているため、同じく本格オフローダーである Gクラス が最も近いモデルと言えます。一方、GLEはラグジュアリーSUVとしての性格が強く、高級SUVとしての側面と比較されることが多いです。

レクサスGXとBMWの比較表

比較項目レクサスGXBMW X5BMW X7
ボディ構造ボディオンフレームモノコックモノコック
全長(mm)約4950約4945約5181
全幅(mm)約1980約2004約2000
全高(mm)約1920約1779約1835
駆動方式フルタイム4WDAWD(xDrive)AWD(xDrive)
オフロード性能高い中程度(オンロード向け)低め(ラグジュアリー重視)
3列シートあり一部グレードのみあり

  • BMW X5 は、GLEと同じくオンロード性能に優れたラグジュアリーSUVで、GXの都会向け要素と比較されることが多い。
  • BMW X7 は、さらに大きく3列シートを標準装備しており、GXとサイズ感が近いがオフロード志向は低い
  • GXはX5やX7よりも悪路走破性に優れるが、オンロードでのスポーティな走りはBMWのほうが得意。

BMWのSUVは基本的にオンロード性能重視のため、GXと直接的なライバルにはなりにくいですが、ラグジュアリーSUVとして比べるなら X5やX7が近い選択肢 になります。

レクサスGX・LX・RXの比較表

現在販売されているレクサスGX、LX、RXを比較し、ボディサイズや駆動方式に加え、装備の違いなども詳しくまとめました。

引用:LEXUS
引用:LEXUS
比較項目レクサスGXレクサスLXレクサスRX
車両コンセプト本格オフローダー+ラグジュアリーSUVフラッグシップSUV(オフロード&高級志向)プレミアムクロスオーバー
ボディ構造ボディオンフレームボディオンフレームモノコック
全長(mm)約4950約5110約4890
全幅(mm)約1980約1990約1920
全高(mm)約1920約1885約1700
ホイールベース(mm)約2850約2850約2850
駆動方式フルタイム4WDフルタイム4WDFF / AWD
エンジン3.5L V6ツインターボ / 2.4L 直4ターボ+ハイブリッド3.5L V6ツインターボ2.4Lターボ / 2.5Lハイブリッド / PHEV
最高出力(PS)約354PS(V6)/ 約330PS(ハイブリッド)約415PS約275~367PS
トランスミッション10速AT(V6モデル)/ 6速AT(ハイブリッド)10速AT8速AT / eCVT(HV)
燃費(km/L)約8.1km/L約7.6km/L約12.6~20.2km/L
サスペンションダブルウィッシュボーン(前)+マルチリンク(後)ダブルウィッシュボーン(前)+マルチリンク(後)マクファーソンストラット(前)+マルチリンク(後)
オフロード性能高(トレイルターンアシスト搭載)最高レベル(アクティブハイトコントロール付)低(オンロード向け)
3列シートありありあり(RX500h除く)
インフォテインメント14インチタッチスクリーン12.3インチ+7インチディスプレイ14インチタッチスクリーン
オーディオシステム“マークレビンソン” プレミアムサウンドシステム“マークレビンソン” プレミアムサウンドシステム“マークレビンソン” プレミアムサウンドシステム
エアコン3ゾーン独立温度調整4ゾーン独立温度調整2ゾーン独立温度調整
シートL tex+ウルトラスエード® / 本革(グレードによる)セミアニリン本革シート本革 / L tex(グレードによる)
パワーバックドアハンズフリー機能付きハンズフリー機能付きハンズフリー機能付き
その他快適装備クールボックス / ムーンルーフ / シートベンチレーションクールボックス / ムーンルーフ / シートベンチレーションムーンルーフ / シートベンチレーション

比較まとめ

  • GX vs LX:
    • GXはオフロード性能を重視したラグジュアリーSUVで、LXと同じボディオンフレーム構造だが、サイズや装備の面ではLXが上位モデル。
    • LXはフラッグシップSUVとして、より高級なインテリアや4ゾーンエアコン、アクティブハイトコントロールなどを備えている。
  • GX vs RX:
    • GXは本格オフロードSUVで、タフな走行性能を持つ。
    • RXはモノコックボディのプレミアムクロスオーバーで、オンロードの快適性を重視しており、燃費性能も優れる。
    • RXはハイブリッドやPHEVも選べるため、環境性能を重視するなら有利
  • LX vs RX:
    • LXはオフロード重視の高級SUV、RXはオンロード重視の高級クロスオーバーで、コンセプトが大きく異なる。
    • 快適装備はLXが最も充実しているが、RXは都市向けの使い勝手の良さが魅力。

どのモデルが最適か?

  • オフロード性能とラグジュアリーSUVのバランスを求めるなら →「GX」
  • 最高級SUVの快適性とオフロード性能を求めるなら →「LX」
  • 燃費とオンロードでの快適な走りを重視するなら →「RX」

まとめ

レクサスGXは2002年の初代GX470の登場以来、堅牢なラダーフレーム構造と高級SUVとしての快適性を兼ね備えたモデルとして進化を遂げてきました。2代目GX460ではパワートレインの刷新とともにラグジュアリー性が向上し、最新の3代目GXはさらに先進技術を取り入れ、オフロード性能とオンロードの快適性を高い次元で両立しています。

最新モデルでは、スクエアで力強いデザインを採用し、スピンドルボディの進化や横一文字のLEDリアランプなど、レクサスのブランドアイデンティティを強調。加えて、TNGA-Fプラットフォームの採用により、剛性向上と軽量化を実現し、オフロード走行性能の向上とともに快適な乗り心地を提供します。

また、V35A-FTSツインターボV6エンジンとDirect Shift-10ATの組み合わせにより、パワフルな加速性能と高い燃費効率を両立。さらに、E-KDSSやマルチテレインセレクトなどの先進のオフロード支援システムを搭載し、過酷な地形でも確実な走破性を発揮します。

インテリアでは、「CRAFTED」の哲学を体現した上質な仕上がりと最新のインフォテインメントシステムを搭載し、ドライバーと乗員に快適な移動体験を提供。マークレビンソンのプレミアムサウンドや多彩な快適装備により、長時間のドライブでも快適性を損なわない設計が施されています。

新型レクサスGXは、ラグジュアリーSUVとしての洗練されたデザインと快適性、そして本格オフローダーとしての実力を兼ね備えた唯一無二のモデルです。ランドクルーザー250との関係性を持ちながらも、レクサスならではの上質な乗り味とブランド価値を提供し、幅広いユーザーに魅力を発信しています。

以前は受注を停止しておりましたが、現在は少ないながらもversionLの受注を行っているようです。ただし、ディーラー事に受注枠に上限はあり、その枠の中に入るのは容易な事ではありません。根気強く営業マンと密な関係を保ちながら、有力情報を回してもらえるようにしていくことが重要です。

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