新型ノアは様々なグレード展開をしており、29種類ものタイプからご自身のお好みと予算に合わせて選定していきます。
また、オプションについても非常に多くのラインナップがあり、何を選べば良いかわからない!!という方も多いのではないでしょうか。
今回は数多くのオプションの中から選りすぐりのものをランキング形式でご紹介いたします。
おすすめオプションランキング
【第1位】ディスプレイオーディオPlus
こちらは非常に人気のオプションであるディスプレイオーディオPlusです。実はナビ画面が大きくなるだけでなく、様々な機能や装備もセットのオプションなのです。
一例としては下記となります。

上段のPlusにするだけでフルセグTVとCD・DVDデッキ、ETC2.0が一緒についてきます。これだけで102,300円の価値があるのですが、なんとナビ機能もPlusを選択しなければ付いてきません。付いて無い場合は、スマホの地図機能をナビに連動させて利用する事になる訳ですが、それだと中々使いづらいですよね・・・
Plusを選択すれば、そこが解消できるうえに、画面も大きくなんとおまけにS-ZまたはZについてはスピーカーも通常4つのスピーカーですが、12個に爆増します。

それでいてオプションの費用ですが、190,300円~302,500円となっております。190,300円の設定であるS-ZやZのグレードを検討されている方は特におすすめのオプションとなっております。
ナビの画面は大きいとTVなどが見易いだけでなく、地図情報についてもより遠くの進路を示してくれるといった効果があります。

【第2位】プロジェクター式LEDヘッドランプ
言わずと知れた超絶人気のオプションになります。3眼ヘッドライトなどとも呼ばれ、全グレードLEDヘッドライトなのですが、標準装備はリフレクター式といって、周りの反射板を使用し前方を照らすのに対して、このオプションを装着すると、プロジェクター式のヘッドライトとなり、見た目については3つのプロジェクターが装着され、ウィンカーもLEDとなり、デイタイムランプも装備されます。また、テールランプも点灯範囲が拡大され、見た目が変わる優位性は非常に高いです。

後から付ける事ができないものになり、テールランプに至っては社外製品もありますが、値段は15万円前後する高価なものになり、こちらは62,700円と非常にお求めやすくなっております。
リセール性も非常に良く、確実に62,700円以上の査定額UPに繋がると考えられます。
また、プロジェクター式になることで、個々のライトが適切な範囲を照射してくれ、対向車両が眩しくなかったり、運転者としても夜間でも安全な視界を確保することが可能となっております。

【第3位】アドバンストパーク
アドバンストパークは、駐車や出庫時においてハンドルの操作やアクセル、ブレーキ、シフトチェンジといった一連の操作をしてくれるシステムです。
車両に装備されたフロント、サイド、バックカメラの映像を合成し、車両の上方から見た映像を表示するパノラミックビューモニターを活用しています。
さらに、専用のスマートフォンアプリであるRemote Parkを使用することで、車外から遠隔操作で駐車や出庫を行うリモート機能も利用可能です。この機能を使用する際には、アドバンストパーク(リモート機能付)の装着と、スマートフォンへのアプリインストール、Bluetooth機器登録などの事前準備が必要です。
駐車や出庫操作を車が勝手にやってくれると言うのは何とも近未来的ですが、正直これに関しては好みの要素を多く含んでおり、評価するか悩んだところです。
しかし、このオプションを選択する事で装着されるパノラミックビューモニターこそが、今回オススメする理由です。
車両上方からの視点で駐車をすることができるという点において、これは非常に便利だと個人的には感じており、市販品も無い為あとから付けることもできません。

価格はグレードによって異なり93,500~143,000円となっております。

【第4位】ドライビングサポートパッケージ
第4位はドライビングサポートパッケージです。これはデジタルインナーミラーとヘッドアップディスプレイがセットになったオプションとなり、価格は99,000円です。
デジタルインナーミラー
車両後方をカメラで映し出し、車内に荷物やフル乗車の場合でも確実に後方の視界を確保できるものです。
社外品としても流通しており、画質、映像の滑らかさ、ナビとの連動機能の有無など取り上げるとキリがありませんが、それぞれに商品性の違いがあります。

カラーヘッドアップディスプレイ
運転席側フロントガラスに車速やパワーインジケーターなどを投影し、目線の動きを抑え安全運転を支援するものです。
プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシストなどの情報も表示することが可能です。
こちらについては社外品としてはラインナップが無く、これが欲しいからこのセットオプションを付ける人もいるようです。

総合的な評価は、2つの要素が入り混じりますが、ヘッドアップディスプレイという唯一無二の存在やデジタルインナーミラーがついてくる事を加味すると、割と99,000円という価格設定はリーズナブルな印象があります。

【第5位】ユニバーサルステップ
今回のモデルから設定された新装備となります。スライドドアの開閉に合わせてステップが出てきます。高さは2WDで地上から200mm、4WDだと225mmとなります。電気式ではなく機械式にすることで値段を抑えられており、33,000円となっております。
小さいお子様がいらっしゃったり、年配の方の乗り降りの場面で重宝します。

個人的には非常に便利で手ごろな事から、人気のオプションになり得るかと思っていましたが、意外にそこまで装着される方は多くないとのこと。

【第6位】快適利便パッケージ
ハンズフリーのパワースライドドアやパワーバックドアシートヒーター、ナノイーXが装備されるパッケージオプションです。特に人気なのがパワーバックドアがついてくる点です。パワバックドアは単体のオプション設定が無い事や、冷え性の方などにオススメのシートヒーター、ステアリングヒーターの存在が唯一無二となっております。
価格は大きく2種類に分けられます。
快適利便パッケージHighの場合 | |
グレード名 | 価格(税込み) |
ハイブリッド 2WD | 148,500円 |
ハイブリッド E-Four | 126,500円 |
ガソリン 2WD | 151,800円 |
ガソリン 4WD | 129,800円 |
快適利便パッケージMidの場合 | |
グレード | 価格(税込み) |
ハイブリット | 172,700円 |
ガソリン | 178,200円 |
機能は非常に魅力的なのですが、価格はやはり高いものとなりますが、リセール性も高くなる傾向にありますので、そこは若干考慮できる点といえるでしょう。
総合的に見て、

【第7位】13.2型有機EL後席ディスプレイ

2列目以降の方に向けたフリップダウンモニターです。価格は140,800円と一見安くないと感じてしまうかもしれませんが、社外品として装着をしようとするとこれ以上の金額が発生します。また、その場合、ナビも純正のナビではなく、社外品のものを付けなければいけなくなり、余計に出費がかさみます。
機能としては、TVやDVDを視聴することも当然できますし、例えば、前列でラジオを聞きながら、後席ではこのモニターでDVDを見るという事ができる優れものです。画面も社外品と比較しても大きいですし、後席モニターを検討されているのであれば、こちら一択かと思います。

【第8位】MODELLISTAエアロパーツセットA
見た目のインパクトが強いモデリスタエアロですが、中でも特に人気なのが”モデリスタエアロパーツセットA”というフロントスポイラー、サイドスカート、リヤスカートの3点セットになったパッケージです。


費用は塗装済みパーツの値段が22万円となっており、工賃は若干のバラつきはあるものの、10万円前後が相場ですので、32万円前後となります。やはり高額なオプションの部類に入りますが、気になるのはリセールへの影響ですね。
グーネットなどのネットで同じような仕様でモデリスタの有無を見比べてみると、一見リセールが良いように見えますが、もともとのオプション価格が高いのと、買取相場として考えた時に、実はそこまで変わらない、或いは若干のマイナスになるという事が多々あります。
このエアロを付ける意義としては、やはり自己満足に尽きると考えられます。カッコいい車に乗っていたいという欲求を満たすには非常に良いオプションかとは思いますが、そこは人それぞれでしょう。

【第9位】リモートスタート
いわゆるエンジンスターターと呼ばれる、乗車する前に、リモコンでエンジンをかけておくものになります。なぜそんな事をするかと言うと、冬は乗った直後はしばらく寒いのと、夏は夏で事前にエンジンをかけておかないと灼熱地獄になっているため、先に車内を温めたり、冷やしたりしておくのです。

社外品としてもラインナップはあるようですが、値段が高いのと、別に車のカギをもうひとつ用意しなければいけなく、大した機能差はないのにも関わらず、およそ12万円程することになります。
今回ご紹介する純正オプションのリモートスタートであれば57,200円で付ける事ができますので、ご検討されている方は必須です。
総合的にみてみると、メリットがある反面、燃費が悪くなるデメリットもあります。また、そもそもあまりこういったものを利用されていなかった方からすると、あまり必要性を感じないと思いますし、コチラのオプションはディーラーオプションなので、納車後でもつけようと思えばつける事はできますので、予算ギリギリになってしまった時の優先順位は低いでしょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介させていただいたオプションは、リモートスタートなど26点と低いかも知れませんが、数多くのノアのオプションとして考えた時にはトップレベルでオススメのものになります。
つまり、予算が許す限り、個人的には今回ご紹介したオプションは全て付けられる事をお勧めいたします。
今回の記事が、ノアのオプション選びに役立つと幸いです。オプションの詳細についてまとめた記事もございますので、是非ご覧ください。
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