発売が期待されている”ランクルFJ”。本記事では、事前のリーク情報から予測されている仕様などについて解説いたします。
ランクルFJとは
巷で噂されているランクルFJとは、トヨタがコンセプトカーとして2023年に披露したランクルシリーズの一つとなります。
特徴としては、サイズが小さくなること、価格を抑えていることの2点です。
ここで一旦、ランクルシリーズの整理をしましょう。

ランクルシリーズは総じて価格もサイズ感も一般的には手を出しずらいモデルになりますが、今回新しく発売を期待されているランクルFJは、より身近な存在となり、購入し易いモデルとなっております。
次のパートでは、2025年3月現在で予測されているランクルFJの詳細について各項目に分けて解説いたします。
ランクルFJと言う名称について
ランクルFJという名称については、あくまで仮称であり決まっておりません。
巷では他にどのような名称になるのか、一例を挙げてみます。
- ランクルミニ
- ミニランドクルーザー
- FJランドクルーザー
どれも似たような名称予測ですが、個人的には”ランドクルーザーFJ”という名称が濃厚なのではないかと思っております。理由は商標登録をされているからです。モデルの名称は商標登録をしてから発売されますので、少なくともトヨタとしては、「商品として考えている」という事まではわかります。
また、”FJ”という名称は初代ランクルの型式モデルのひとつとなっている事もあり、全く縁が無い訳でもないのです。

サイズ
サイズのイメージとしては現在発売されているカローラクロスと同等のサイズになりそうです。
カローラクロスのサイズ
全長:4,490mm
全幅:1,825mm
全高:1,620mm
カローラクロスのサイズ感がいまいちわからない方は、もうカローラだと思っていただいても良いかもしれません。そう考えるとランクル300などに比べ、かなり普段使いし易い事がわかりますね。
ただし、全高は多少高くなる予想ですので、高さだけ駐車場などの都合でシビアな方は気を付けましょう。
エンジンとミッション
エンジンは残念ながらガソリンモデルのみで、ディーゼルエンジンの予定はありません。
エンジン型式は”2TR-FE”というエンジンで、直列4気筒2,7リッターとなり、ランクル250やハイエースなどにも搭載されるエンジンです。
参考までにランクル250でのトルクと馬力を記載します。
トルク:246Nm
馬力 :120馬力
ミッションは6速オートマが搭載されます。マニュアルミッションの設定は難しいかと思います。

シャシーフレーム
シャシーフレームについては、小さいからと言って侮ってはいけません。そこはやはりランクルなので、ちゃんとラダーフレームを採用される予定です。
ただし、他のランクルシリーズで使用されているフレームは、大型車専用となっており、今回の車格には適応することができないため、タイトヨタで製造、販売されているハイラックスチャンプという車のフレームが採用されると予想されます。

上記のハイラックスチャンプがタイでの製造なので、おそらくランクルFJの製造もタイになるのではないかと予想しております。
価格とグレード
グレードについては事前予想になりますが、下記に記載してみます。
最上級
Zグレード・・・・5,380,000円
標準装備:大型ディスプレイオーディオ、アラウンドビューモニター、18インチアルミ、12,3インチTFTカラーマルチインフォメーションメーター、合成皮革シート、前席パワーシート、シートヒーター
中間
Sグレード・・・・4,780,000円
標準装備:17インチアルミ、運転席パワーシート、シートヒーター
最廉価
Gグレード・・・・4,480,000円
基本的に全てオプション選択、もしくは選択不可
このようなグレード展開を予想しております。
やはりエントリーモデルでも400万円台中盤となるかと思われます。最上級グレードでランクル250と同等の価格帯でしょうか。
発売時期
気になる発売時期ですが、シルエットが公開されたのは前述の通り2023年ですが、存在が示唆されたのは2021年のバッテリーEV戦略説明会です。そう考えるとすでに4年経過しており、巷では2025年春
~夏の発売とされておりますが、昨今の認証不正問題に加え、ランクルシリーズ全体での長期化している納期の問題もあり、個人的にはまだまだ先になると踏んでおり、現実的には2025年冬~2026年春と予想します。
購入するにはどうしたら良い?
発売直後は注文が殺到することが容易に予想されます。先日発売された”ジムニーノマド”は受注開始4日で年間販売台数の5倍の受注を受けた事で即刻停止となりました。
注文を獲得するには、残念ながらディーラーの営業マンと密に繋がっていなければ、実際に購入するのは難しいかと思います。これまでの購入実績に応じて、営業マンも配慮してくれるので、もしそうでない場合は、納期が落ち着いた頃に発注するか、割高な中古車を購入することになるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ランクルFJの情報についてまとめましたが、結論としてこれまでと違ったランクルとしての魅力が詰まった1台になると予想します。また、購入についてはハードルが高く、ディーラーの営業マンと親密になる必要があり、発売までは密に情報について交換をする事をおすすめいたします。
今後も新しい情報が出次第、ご報告をいたします。
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